市議団だより−豊田のまちから
【11.09.01】休日出勤で保育混乱・・衆院厚生労働委員会で高橋議員が是正求める
高橋ちづ子議員は23日の衆院厚生労働委員会で、日本自動車工業会が節電と称して休日出勤を決めたために対応に混乱している保育所の問題をとりあげました。
高橋氏が「基本は(休日出勤を)避けるべきだ」と指摘すると、小宮山洋子厚労副大臣(当時)は「おっしゃる通り」「労働条件の変更は労働基準法の手続きをへる必要がある」と答えました。
高橋氏は、節電の義務がない中部電力管内のトヨタが一方的に土日操業を決めた上、今後は振り替え休日の木曜日まで操業するとしていることをあげ、無法な労働強化を認めてはならないと強調しました。
節電対策の休日保育に対する国庫補助は2分の1ですが、通常の休日保育への補助は3分の1のままです。高橋氏は、豊田市では節電対策の子どもとそうでない子どもに差をつけられないとして休日保育は無料なのに、名古屋市では有料となる矛盾が生まれている実態を示し、「通常の休日保育の補助も2分の1に引き上げ、保護者負担を軽減すべきだ」と提起しました。
小宮山副大臣は「財源のこともある」としつつも、地域にあった子育てサービスを支援する子ども手当法案に盛り込まれている国の交付金の活用は可能との認識を示しました。(しんぶん「赤旗」より)
*市内こども園を視察(豊田市議団・もとむら伸子さんも同行)