市議団だより−議会&市政の報告
【11.11.07】トヨタの土日操業・・市への影響 まとめを公表
豊田市が自動車関連企業の夏の土日操業、木曜日・金曜日休みによる市への影響を公表しました。まとめでは「『保育』『教育』『商業』『各種イベント』『地域活動』など、市民の日常の活動に身近なところで様々に影響が見受けられた」としています。
中でも、保育・放課後児童クラブでは、保育士、指導員の増員を要し、歳入・歳出とも増加しました。
「土日の開設にあたっては、通常とは異なる場所での保育や、他園・クラブの児童の保育をするために一層の注意を払うなどの困難さを伴いながら保育を実施した。また、保育師・指導員の必要数の確保や勤務体制の整備に時間を要した」として、その影響の大きさを指摘しています。
子どもたちへの影響では、こども園では事故防止に努める中、8月には、夏の暑さや連続する集団生活によるストレスなどから、7月に比べて、精神的に不安定になった児童や体調を崩す児童も多く見られたとの保育現場からの報告もありました。
これらの影響を、土日操業を主導した大企業はしっかり受け止め、今後の対応を考えて欲しいものです。
*画像はこども園を視察する高橋ちづ子国会議員と、もとむら伸子さん、豊田市議団