市議団だより−議会&市政の報告
【11.12.02】日本共産党市議団が議長に要望書手渡す…来年度の議会予算、議会改革について
日本共産党市議団の大村よしのり市議、根本みはる市議は2日、河合議長、加茂副議長に会って来年度の議会予算と議会改革についての要望書を手渡し、懇談をしました。議長は、「しっかり検討させてもらいます。」と応えました。
要望書の内容は、下記のとおりです。
………………………………………………………
豊田市議会議長 河合芳弘様
2011年12月2日
市会議員 大村義則 根本美春
◆来年度議会予算と議会運営についての要望書◆
日頃、議会運営の改革にご尽力いただき、感謝と敬意を表します。
さて、日本共産党市議団として来年度予算編成についての要望書を先日市長に提出しました。議会関係予算については、議会で論議して提起するのが本来のあり方だと考え、下記のとおり議長に要望するものであります。また、議会改革についてもあわせて要望いたします。
1,議会経費の適正化について
①議員報酬を市民の理解を得られる適正な水準にすること。そのために、現在の報酬審議会にはない市民公募の委員を入れた第三者機関を設置して「市民の目線」で検討をすること。
②政務調査費について、公報・広聴費としての利用基準を拡大すること。議員報酬の見直しと関連付けながら、議員の調査活動に必要な経費として適切な水準に見直すこと。
③市議会議員の一時金の期末手当割増を廃止すること。
④議員充職の一部事務組合や各種審議会委員の報酬を廃止すること。
⑤公費を使った海外視察は中止にすること。
2,議会改革について
①議会改革に関する特別委員会を来年度も設置し、引き続き議会改革の推進をはかること。
②議会基本条例に定めた内容を検証し新たな改革を推進するため、議会改革のPDCAサイクルを管理する体制をつくること。
③2011年度実施した議会報告会・議会主催シンポジウムを地域や回数を拡大して来年度も実施すること。
④市民が傍聴しやすい土曜日・休日や夜間などにも議会を開催することを検討すること。
⑤委員会審議において、請願者から陳述の申し出がある場合には、原則として認めるよう改革を検討すること。
⑥議案審査の賛否についてどの議員がどのような態度をとったかは、議員にとって最も重要な要件です。議会だよりには、議員ごとの賛否がわかる表現への改革を検討すること。
⑦3議席以上という現在の会派の要件について見直しをすること。
・会派の構成議席を2議席以上にするように検討をお願いします。少なくとも、公党で言えば、複数以上の議席を有する場合は会派を構成できるように検討いただきますようにお願いします。