市議団だより−市議団の主張

【13.04.03】どうなるPCB処理施設・・処理終結約束を10年も延期?

 国の責任で整備されたPCB処理豊田事業所(JESC0)ですが、この間、漏洩事故が繰り返されてきました。PCB廃棄物の処理終了期限はもともと、平成28年のはずでした。ところが、国が平成39年3月まで10年の延期を検討していることが、3月議会の根本市議の予算質疑で明らかとなりました。処理期限の延期となれば、市民の不安はさらに増すことは否めません。   
日本共産党豊田市議団は、
JESC0(ジェスコ)豊田事業所の問題を議会で繰り返し指摘してきました。大村市議は、平成23年3月議会で、市の洪水ハザードマップで浸水地域になっている、大変危険な場所に立地している事を指摘して改善を求めていました。
 さらに、ハード面での不具合による重大な漏洩事故が頻発するなかで、大村市議は平成24年3月議会の質問で「事故の繰り返しがさらなる重大事故を誘発しないか大変心配がある。市に操業停止を命令できる権限があるはずであり、大規模な点検・調査を行うため、操業停止命令を出すよう」求めていました。市は「市長には事業の停止命令をだす権限はある」ことを認める答弁をおこなっています。
仮に、期限延期となった場合、JESC0が事故を起こすようなことがあれば、操業を停止し、完全なる対策をとらない限りは、市は事業の再開を認めないという強い姿勢で臨むことが必要です。

*画像は、JESCО豊田事業所を調査視察する日本共産党市議団と佐々木憲昭衆院議員 11,1月  

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