市議団だより−議会&市政の報告

【14.03.06】3月議会 根本市議の一般質問

学校図書館司書の正規化、新制度の保育をただす

根本市議は、一般質問で学校図書館司書の正規配置についての考えを問いただしました。現在、小中学校の図書館司書の人数は34人で、すべての学校に常勤配置となっていません。1週間に1校から5校を担当し、在校時間は6時間の非常勤勤務です。学校図書館司書は、図書館の環境整備、授業での資料提供をおこなうとともに、子どもへの働きかけにより読書活動推進に大きな役割を担っています。専門性をもつ学校図書館司書の常勤・正規での配置が求められます。
■保育“新制度”実施までに市民の意見の反映を
子ども・子育て「新制度」は、現在、内閣府の基準検討部会で基準の検討がされている段階です。自治体に基準が示されてから、実施主体である市は、保育の必要性の認定、地域型保育事業の認可の基準、保育料の基準など、その他、多岐にわたって新たに基準を決めることになります。市では、「子どもにやさしいまちづくり推進会議」を子ども・子育て会議とし、その中に各関係団体の代表7名の方が委員となる検討部会を作って、3月3日に検討を始めました。9月議会での条例化までの短期間に、市民を含めた意見の反映や、合意が十分できるのか、大変疑問です。
保育園・幼稚園に認定こども園が加わり、保育の在り方を大きく変えて、関係者からも問題を指摘されている「新制度」の実施は決まりましたが、公的保育で市民の要望に応えることが基本であり、可能です。

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