市議団だより−議会&市政の報告

【14.09.11】安心して利用できる公共交通を

根本市議一般質問

  公共交通の考え方について、根本市議は「公共交通は社会資本である。」という考え方について、あらためて答弁を求めました。答弁では、「公共交通は採算性だけでなく、公益性、まちづくりの視点を考慮し、社会資本である」との考えを示しました。
◆豊寿園に行けるように“にこにこバス”の改善を市が主導で
たとえば、上郷地域では「にこにこバス」が末野原線と上郷線の2つの路線を走っています。上郷線も末野原線も愛環三河上郷駅に止まります。県営畝部住宅からバスに乗れるのは上郷線の水曜日と金曜日。豊寿園に行くために、県営住宅前から乗って三河上郷駅で降りても、末野原線のバスは火曜日と木曜日の運行なので乗れないのです。病院や買い物に行く時も同じです。
根本市議は、「運行改善に努める」ことを確認し、地域バスは「運営協議会で検討する」という形から、公共交通の利用促進への検討と、対策を「市が主導」で行うよう求めました。
◆高齢者の外出支援に[敬老パス][バス回数券][タクシ―利用助成券]を
根本市議は、名古屋市の敬老パスのように、豊田市でも高齢者を敬い、敬老パスを導入して外出支援、生活支援をおこなうことを提起しました。また、高齢者が運転免許を自主返納した時に、バス回数乗車券、タクシー利用助成券を発行する外出支援を提起しました。
◆駅にエレベ―タ―設置を
愛知環状鉄道の高架駅では、三河上郷、末野原、四郷、保見、篠原の5か所の駅には、エレベーターが設置されません。市は、いまだに3000人の利用要件を理由として、エレベーターの未設置状態を放置していますが、根本市議は、三河上郷駅にようにバスと電車を乗り継ぐ利用を促進するためにも、駅にエレベーターの設置を求めました。

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