市議団だより−豊田のまちから
【15.11.05】「PCB処理」の計画を変更
当初計画から10年の延期
豊田市のPCB処理計画の延期の内容が先日、明らかになりました。PCB廃棄物の処理が予定よりも遅れ、国の基本計画が平成26年6月に変更されたことに伴うものです。主な変更点は、PCB廃棄物の量の変更と処理の完了時期の目標を当初計画から10年延期するものです。高濃度PCB廃棄物(高圧トランス、高圧コンデンサ、安定器)の処理完了が平成30年度末までに、微量PCB汚染廃電気機器等では平成38年度末とするものです。
日本環境安全事業株式会社豊田事業所、通称JESCOでは、PCBの漏えい事故が相次いだことから、市議会で日本共産党市議団が施設面や体制の抜本改善をおこない、市の安全管理の徹底を求めてきました。今後、延期の期間には老朽化などでさらに事故の危険度が増えることになり、漏えい事故防止の徹底が求められます。