市議団だより−議会&市政の報告
【16.02.25】マイナンバー制の矛盾が浮き彫り
たびたびの条例改定で現場は混乱
3月市議会に、国民健康保険税や市税の減免の申請書に記入する事項から個人番号を「削除」する条例の改正条例案が上程されます。
マイナンバー制度によって、個人番号の記載を「追加」する条例改正が、昨年12月議会で決められたばかりです。市議会では、大村市議がマイナンバー制そのものに悪用される危険があり、仕組みの問題を指摘したものです。こんなに短期間に、国の方針がまた変更されたことに「国はあまりに現場のことが解っていない」という意見が出ています。
国がマイナンバー制を市民に押し付け、矛盾と問題点が次々と浮き彫りになるなか、本格運用を加速するのでなく、マイナンバー制度は中止・凍結し、廃止への検討を行うことがいっそう必要です。