市議団だより−豊田のまちから

【16.05.12】第16回豊田市平和リレー講座が70人参加で成功

(投稿) 豊田市平和リレー講座実行委員会 事務局長 冨田好弘

   第16回平和リレー講座が4月29日に行われ、小学4年生、青年会議所メンバーなどを含め70名の参加者が大いに学びました。
訪れたコースと内容は、トヨタ自動車を狙った模擬原爆落下地と渡合町を目前にしての説明・パンプキン爆弾の破片の現物を確認しました。またトヨタの疎開工場跡を五ケ丘団地で車中から見学し、さらに坂上町のB29墜落地跡地で現地の中根浩樹さんから、語り継ぐために記念碑を建立した経緯の説明をうけました。
 高橋コミセンで開催した昼食交流会では、矢並陸軍弾薬庫について天野克之さんの証言、戦争体験者の上野成男さんのお話を聞きました。
 午後、鞍ケ池公園駐車場で陸軍弾薬庫跡地の一部を天野さんの説明で見学、名古屋からの学童疎開を受け入れた寺部随應院で当時一緒に学んだ2名の同級生などのお話をうけ、最終訪問地の広川町空襲被害地で8名の犠牲者が出たことの説明をうけました。現地では生々しい空襲時の証言も関係者からあり戦争の悲惨さが改めて確認された。
 小4の生徒さんは「中日新聞を見て戦争体験がぜひ聞きたい」とお母さんと参加したなどの感想が寄せられました。
 今後について8月の戦争展への期待が高まる中で、参加者が語り部になることが呼びかけられて終了しました。
 来年の平和リレー講座は「上郷地域と戦争遺跡を訪ねて」となりますのでご期待を。

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