市議団だより−議会&市政の報告

【16.09.29】9月議会の質疑報告

市職員残業〜最長・年1204時間

◆残業体制・非正規雇用の改善を
 豊田市の公務労働に携わっている非正規職員が年々増大しています。9月市議会、大村市議への答弁によれば、市雇用での実数は2441人、協会公社雇用での実数は1457人にものぼる事が明らかとなりました。
賃金水準も、最低では時間給830円。平均賃金は市長部局で1070円、教育委員会部局で1177円というものでした。
 「官製ワーキングプア」を増大させるような非正規雇用を改めるべきであり、市が率先して最低時給1000円以上、平均時給1500円を実施し、正規雇用を増やしていくことが求められます。
一方で、正規職員が行った年間の残業時間は答弁によれば36万6743時間に達していた事がわかりました。特に、1番多く残業を行った職員は年間1204時間、平均残業時間が多かった職場では1人あたり519時間に達していました。
 人事院の職場では、時間外勤務時間が月80時間を超える職員は、本人の申出の有無にかかわらず医師の面接指導を受けるようにしているそうです。残業時間の削減と、それができるような職場体制、職員定数の拡大が必要です。

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