市議団だより−議会&市政の報告

【16.12.根本みはる市議一般質問

子どもの貧困対策と子育て支援充実を

  ◆算数セット、鍵盤ハーモニカを公費で
 小中学生の保護者はどのような物にいくら負担しているのでしょうか。
小学校、中学校とも、授業で使う教材
(鍵盤ハーモニカ・算数セットなど)を、保護者が負担しています。(表参照)
一方、社会科副読本など、小中学校の各学年で配付している教材は、公費負担で購入しています。
根本市議の質疑でも、公費負担のものと、保護者負担のもので線引きする理由はあきらかではありませんでした。
◆就学援助の充実
 新入学学用品費の増額を−
 新入学学用品費の支給金額は、小学校で2万470円、中学校で2万3550円であり、靴、カバン、体操服など、実際にかかる費用との差は開いています(下のグラフ)
 根本市議は、「文科省も新年度から、増額を検討している。」として、増額の判断を求めました。答弁では「国の動きを見ていく」とし、今後の増額が期待されます。
 入学前に前倒し速やかに支給をー就学援助は、制度上、子どもの家庭の状況によって、入学前でも申請できます。現在、新入学学用品費の支給時期が入学3か月後の7月になっています。保護者の方から「入学前に支給されれば、どんなに助かることか。」との声をよくお聞きします。今年、5月の参議院文教科学委員会において、文科省の小松初等中等教育局長は、質疑に対し「「児童生徒が援助を必要とする時期に速やかに支給できるよう、十分配慮するよう通知している」と答弁。
 根本市議は、入学前への前倒し支給を、強く要望しました。

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