市議団だより−豊田のまちから

【17.01.26】定時制・通信制高校の説明会開催

生徒自身が生き生き語る

 愛知県の公立高校の出願が2月から始まるのを前に、あいち定時制・通信制父母の会や定時制高校教員らでつくる実行委員会が「定時制・通信制高校説明会」を開催し、外国籍中学生や母親ら20人が参加しました。
 相談会では、母親が「不登校で子どもは中学校にほとんどいっていない。受験しても大丈夫だろうか。入学しても対人関係が心配」などと質問。教員は「入学検査は学校によって様々。基礎学力検査がなく、面接と作文のみの高校もあります。家庭環境など様々な事情の生徒がいます。多くの生徒にとって学校が『やすらぎの場』、『自分の居場所がある』を心がけています。そのなかで基礎学力をつけていきます」と答えました。
 定時制高校2年生の女子生徒は「中学校は不登校でした。もう一度やり直したいと思い入学しました。勉強に付いていけるか心配でしたが、中学の復習から始め、スローペースで教えてくれて助かりました。高校卒業したら進学したいので飲食店でアルバイトして、お金を貯めています」と、学校の楽しさを生き生きと語りました。

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