市議団だより−豊田のまちから

【17.03.30】トヨタ総行動 500人が集まる

8時間働けばまともに暮らせる賃金を

   「トヨタは内部留保を賃金に回せ」「下請け企業の単価を上げよ」    。
トヨタに社会的責任を求める「第38回トヨタ総行動」が20日、山之手公園の集会から始まり本社に向けてのデモ行進などが行われました。愛知県労働組合総連合(愛労連)などでつくる実行委員会の主催。
 この行動には、日本共産党の西三河地区の各地方議員とともに、大村よしのり、根本みはる両豊田市議、牧田みつおみよし市議も参加しました。
 決起集会で榑松(くれまつ)佐一・愛労連議長は、「トヨタに部品単価の大幅引き上げを求め、全労働者の賃金を改善しよう」と強調しました。
 労連の小田川義和議長は「大企業は軒並み低額回答で波及効果をもたらすものではない。内部留保を地域、労働者、下請けに活用しろと意気高くたたかおう」と訴えました。
 名古屋高裁でトヨタ系の下請会社に勤務していた三輪敏博さんの突然死を過労死と認めさせた妻の香織さんが、「時間は戻せない。誰もが健康で働ける世の中に、国と企業が改善していくことを望みます」と訴えました。
 参加者は、「大幅賃上げ」と書いたボードを掲げ、「賃金引上げ、非正規の均等待遇は緊急課題。大企業の社会的責任を求める」とする集会決議を採択しました。

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