市議団だより−豊田のまちから
【17.08.27】過労死のない社会へ 映像と講演
「映像07 夫はなぜ死んだのか」
日本国民救援会豊田みよし支部主催の、ドキュメンタリー映像の上映会と講演会が8月27日(日)に行われました。
「映像07夫はなぜ死んだのか〜過労死認定の厚い壁〜」は、トヨタ自動車堤工場で、当時30歳の内野健一さんが過労により死亡したにもかかわらず、豊田労働基準監督署が労災を認定しなかったため、妻の博子さんが労災不認定処分の取り消しを求めて裁判に立ち上がり、2007年勝利判決を勝ち取った闘いの記録です。トヨタが従業員の自発的な活動で業務ではないとする「QC活動」を業務と認めた判決は過労死防止の法律制定に結びつきましたが、その後も、電通の過労自殺をはじめ、大きな社会問題となっています。
過労死問題にかかわり、過労死防止対策推進法制定の運動を担われてきた岩井羊一弁護士による講演「過労死のない社会へ」は、過労死を生み出してきた政治の問題点を指摘しています。