市議団だより−豊田のまちから

【17.10.28】第3回 教育カフェを開催

今の部活はどうなっているの?

   名古屋大学大学院の石井拓児准教授を招いて10月28日、今の部活をテーマに「第3回 教育カフェ」を開催。主催者は、新日本婦人の会豊田支部と、豊田市の教育環境を考える会。
 まず石井氏は、教員の多忙化、全員顧問制、体罰指導など、「ブラック部活動」について説明。適度な休息の必要性、大会に部員全員が出場する権利、部活動をやめる権利(=再入部の権利)など、子どもの成長と発達の観点から今の部活動についての問題提起も行いました。対案として欧米の、子どもの過度なスポーツを抑制する制度を紹介。イギリスの「スポーツ フォア オール」政策、専門職のアスレチック トレーナーを全ての中学・高校に配置しているアメリカの事例などを挙げました。
 参加者からは、「県大会上位の部活に入ると土日も練習で、勉強する時間がない」「部活の費用が15万円ほどかかった。補助がほしい」「自治区の回覧板で部活のサポーターを募集していた」などの意見が出されました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る