子ども条例と子どもの人権 出前講座を実施

子ども条例と子どもの人権 出前講座を実施

 「豊田市の教育環境を考える会」が5月21日、市内で出前講座を開催(写真)。豊田市子ども条例と子どもの人権保障について、学習・交流を行いました。

 「とよた子どもの権利相談室(こことよ)」の相談員からは、子どもの権利擁護委員制度と”こことよ”の活動、相談の特徴などを話していただきました。

 市の次世代育成課の職員からは、子どもの権利とは生まれながらに認められ、人として生きていくために社会が保障しなくてはならない必要不可欠な条件であること、子どもの権利の歴史、豊田市子ども条例で保障する4つの権利(安心して生きる権利。自分らしく生きる権利。豊かに育つ権利。参加する権利)について、また、子どもの権利侵害について、救済を図り、権利の回復のため、子どもの権利擁護委員と子どもの権利相談室が条例で規定されていることを説明していただきました。

 参加者から「子どもが先生に相談したくても、忙しそうで相談できない。少人数学級が、子どもの権利保障にもつながる」「子ども条例を活かすことが必要」などの発言がありました。