
左から辻部長。党市委員会の根本委員長、本多事務局長、朝倉委員
日本共産党豊田市委員会は11月11日、新年度の予算編成に対する要望書を豊田市に提出。(写真)
企画政策部の辻邦惠部長や松原真・企画課長らにご対応いただき懇談しました。
大型事業を見直し 市民生活優先に
まず根本みはる党市委員長が要望書の特徴を紹介。消費税増税とコロナ禍による不況のため市民の暮らしは大変。税金の使い方は、不要不急の大型事業を見直し、市民の生活と医療、福祉、教育を最優先に、と求めました。
本多のぶひろ党市事務局長は、都心にある毘森公園内に散策路や子ども用遊具の整備を要望。鞍ヶ池公園の更新や中央公園の拡大は予定されていますが、どちらも拳母地域からは車の利用増で道路渋滞が悪化するのでは、と指摘しました。併せて毘森公園内の枝下(しだれ)用水にフタ設置と上部の有効活用を提案しました。
他にも出席者から、生活困難な方への防災ラジオ無償配付、コロナ対策としても少人数学級を全学年で、などの要望が出されました。
コロナ伴う予算 どんな基盤作るか
豊田市の辻部長からは、来年は新型コロナ対策を伴う予算で、市の職員としていろいろな経験をしていて、とても難しい予算編成。福祉など将来どんな基盤作りをしていくのか含めて考えている、との説明がありました。
予算要望書への回答については、来年の2月に書面で頂くことになりました。
提出した他の要望
・中山間地域振興のため基本計画の策定と基本条例の制定を。
・計画的に市の非正規雇用をなくし正規職員にすること。同一労働・同一賃金にすること。
・国民健康保険税は引き上げず、減免制度を拡充すること。
・避難所となる体育館にエアコンや間仕切り設置など改善を。
・博物館建設はコロナ禍、不況、財政事情のため凍結すること。
・市財政から持ち出しを繰り返している豊田スタジアムの管理運営を抜本的に見直すこと。
など
予算要望書の全文はこちら(PDFデータ)をご覧ください。