平井こども園前の道路計画 横断歩道なく交通事故が心配

平井こども園前の道路計画 横断歩道なく交通事故が心配

根本みはる市会議員(中央)も同席

 豊田市立平井こども園(百々町)の園庭前の市道幅を広げる計画があり、地域から「通過車が増えて危ない」との声が上がっています。

 豊田市のこども園を考える会は2月10日、「平井こども園前の道路拡帳・整備と交通安全問題について」と題した市長あての申し入れ書を保育課長に手渡し、懇談を行いました。

 この事業については一昨年12月、30人程で地元説明会が開催され、様々な疑問や賛成できないとの意見が出されていたにもかかわらず、測量が進んでいます。

 市が提示した道路拡張・整備計画(A案)に対しては、12年前に地元自治区から、こども園前を回避する計画(B案)が提示されていました。数年が経過して、保護者の駐車場が狭いため、道路を挟んで、こども園の前に駐車場が造られましたが、横断歩道もなく、いつ交通事故が起きてもおかしくない状況です。地元住民の皆さんが、従来の細く曲がりくねった道路を通る通過車が増えていることから、「安全な道路を造ってほしい」と強く要望されることは、交通事故防止からも当然です。

 こどもたちの交通事故が大変心配され、地域住民への影響も計り知れないことから、

①道路整備計画の経緯を検証し、住民・園関係者・市民の意見を十分聴いて、計画を見直すこと

②こども園のこどもたちを始め、住民の交通安全を第一にして、保育課、土木課、交通安全防犯課などが連携して、交通事故防止対策を講じること

 を要望しました。