豊田市内で学生むけ食料支援 民青同盟

豊田市内で学生むけ食料支援 民青同盟

 日本民主青年同盟(民青同盟)西三河地区委員会は5月20日、豊田市内で初めて学生むけ食料支援「ほこほこ愛知プロジェクト」にとりくみました。中京大学豊田キャンパス周辺の広場には、事前のチラシ投かんや当日の呼び込みもあり、雨天でしたが9人の学生が訪れました。

 学生は、米や缶詰、カップ麺や菓子、ティッシュなどを袋に詰め込み、「本当うれしい」「まじでありがたい」と喜んでいました。(写真)

 部活帰りの1年生は「講義は対面だったり、オンラインだったり。部活も少人数で練習しています」と話します。民青同盟員と学費の話題になり、1年生は「3人兄弟で学費がかかる。学費はせめて半減してほしい」と答えました。自転車のかごいっぱいに詰め込んだ学生は「極力外出は控えているので、買い物もあまりしていない。自炊を頑張っているので食料品は助かります」と話しました。

 「バイトは掛け持ちでやっていたけど、一つは休業している」と話す学生は「奨学金は月10万円で返済は640万円。借りたら返さなきゃいけないが、利子が高すぎる」と不満の声。就職活動中の4年生は「コロナ禍のせいか、内定が決まらない。業種にこだわらず、受かったところに行きたい」と話しました。

 民青同盟員が「26日にも同じ場所でやるけど、何が欲しい?」と聞くと、学生は「レトルトカレーが食べたい」「パスタにかけるソースが欲しい」「ゼリーとか日持ちするもの」など口々に答えました。(しんぶん赤旗5月22日付より)

ほこほこ愛知プロジェクト

 新型コロナの影響で生活が厳しい学生を支援する計画。生活相談も実施。一緒に取り組んでくれるボランティアも募集中。主催は民青同盟。