名鉄バス 東山住宅線と九久平線は4月で廃止!?

名鉄バス 東山住宅線と九久平線は4月で廃止!?

 名鉄バスは昨年12月25日、東山住宅線と九久平線を2018年4月に「廃止」することを、豊田市公共交通会議で提案し、今後、市と協議をおこない、廃止時期を調整するとしています。この路線は長年、通学や市街地へ行くバスとして利用されてきたことから、東山町・京ヶ峰・初吹・高上・神池町・泉町・松平の地域や利用者への影響は計り知れません。
 特に、車の運転をされない方や、高齢から運転免許証を返納された方にとって、バスは唯一の交通手段となっています。4月のバス路線の廃止によって、生活に大きな影響を及ぼすことの無いよう、廃止時期の延期を願う住民から声が上がっています。
 豊田市は、「公共交通は社会資本」と位置付け、基幹バス(おいでんバス)、地域バス(鞍ヶ池バス・松平ともえ号など)の路線の整備をおこなってきました。利便性の向上のために、バスを増便した地域もあります。
 地域住民でつくった「おいでんバスの拡充を求める会」と根本みはる市議は、市への要望として、路線の存続と廃止時期の延期を名鉄に要請し、廃止路線の代替として、おいでんバスの路線を拡充するよう求める要望書を集めています。