市議団だより−議会&市政の報告
【07.06.17】6月議会 大村市議の質問 少人数学級 住民税増税問題
6月定例市議会、12日に行われた大村市議の一般質問の質疑と答弁の要旨を紹介します。
◎少人数学級など教育環境の充実を
→少人数学級の拡大についての質問
県は、来年度から小学二年、中学一年に少人数学級を拡大にするといっているが、それでは、豊田市としては、どうするのか。これまで県よりも、上乗せして、よりよい教育条件を少人数学級でつくってきたのですから、当然拡大できるはず。小中学校全学年に拡大するように求めました。
◆答弁◆
(現行よりも)拡大する方向で検討していきたい。
→非正規の教職員の待遇改善について質問
今、学校現場では、職務・職責や待遇の違う教職員が入り交じっています。現場の先生たちですら、分からない現状があるなか、非正規教職員の人たちが教育に情熱をもって働くために、雇用の継続と常勤化に努力するよう求めました。
◆答弁◆
常勤講師としての採用で声をかけ、常勤化に努力していく。
※実態についての答弁は以下のとおり。
・県採用の常勤正規教職員・2080人
・県採用の非正規教職員…常勤・164人〜産休・帰休・休職者の補充
・県採用の非正規教職員…非常勤・213人〜初任者研修の補充、少人数指導、中学校の生徒指導・進路指導主事の補充、音楽・家庭科の教科指導
・市採用の正規教職員…常勤・29人〜学級担任
・市採用の非正規教職員…非常勤・53人〜少人数指導、不登校対応教員の補充
・市採用、その他市臨時職員…180人〜心の相談員71人・学校運営補助員74人・図書館司書23人・体育向上補助指導員12人
→普通教室にクーラーの導入を求めた質問
「3階の教室では、暑いときには、35度にもなり、生徒たちもぐったりして、とても授業にならない」という声を聞いているとして、普通教室にクーラーの導入を提起しました。
◆答弁◆
扇風機、エアコンのメリットとデメリットを総合的に検討して整備方針をきめていきたい。
◎住民税が大増税!減免制度の拡大を
→負担増の実態を告発する質問
6月から、また住民税があがる。実態を明らかにするため、高齢者のモデルケースで質問しました。
◆答弁◆
下記の表の答弁がありました。
※(年金 月額20万円、年240万円。単身者。65歳での市の試算。所得税・住民税・国保税・介護保険料の合計で)
・平成16年度125376円
・平成17年度181376円
・平成18年度227011円
・平成19年度250041円
・平成20年度291670円
→減免制度の拡大を求めた質問。
障害者・高齢者などで、低所得を考慮した個人市民税の減免措置の拡大を強く求めます。
◆答弁◆
現時点では、一定所得以下の者に対する減免の拡大は考えていない。