市議団だより−議会&市政の報告

【07.06.24】6月議会 根本市議の一般質問 中学卒まで医療費無料に、幼保一体化問題

  ◎中学校卒業まで医療費の無料化を
→子どもの医療費無料化についての市の理念は
 お金の心配をせずに、病院にかかれるように、せめて義務教育の間は無料にして欲しいという、たくさんの要望が届いている。   
 市が子育て支援としてすすめた子どもの医療費無料化の、基本的な理念について質問
◆答弁◆
子育て家庭における経済的負担を軽減すること

→中学卒業まで通院を無料にするにはいくら必要か
 県は「通院は小学校就学前まで、入院は中学校卒業まで実施する」としているが、市の制度以上に、中学卒業まで通院を無料にするには、いくら費用がいるか。さらに、入院の場合も中学卒業まで無料にすると、いくら必要か。
◆答弁◆
通院は10億円、入院は2億円と推計している。

→これまで支援したお金は8億円。これをつかえば中3までの無料化できる
 これまで市が独自に就学前まで無料化のために、支出してきたお金は、決算では約8億円。県の制度の実施にともない、この8億円を使えば、中学卒業まで医療費の無料化は、財政面からみても十分可能です。中学卒業まで無料化を早急に実施する事を強く求めました。
◆答弁◆
 県の拡大をふまえ、市としては年内に結論をだす。

◎幼稚園・保育園の一体化で保育の後退はないか
→保育園・幼稚園の一体化の目的について質問
 幼保一体化は、何をねらいとして行われるのか。
◆答弁◆
 保護者の負担の軽減をはかり保育環境の均一化を目的としている。

→幼・保一体化で職員の配置基準の後退はないかについて質問
 国の基準を超えない程度に。その上で幼稚園の基準に統一すると、保育士の一人あたりの子どもをみる人数が、3歳児で2名、4歳児で5名、現在の豊田市の保育基準より多くなる。明らかに保育の後退ではないのか。
◆答弁◆
4歳児クラスは、今より厳しい配置基準となれば一定条件のもと、保育士の加配を予定している.

→なぜ現行の職員配置基準で、できないのか質問
 待機児解消を図ることは賛成ですが、今の計画の配置基準では、保育を後退させる事になるのではありませんか。これは、単に数の問題ではなく保育の質にかかわる大問題です。私は、幼・保一体化をしても、現行の職員配置基準で行うことを強く求めます。一体化が待機児の解決のためならば、必要な施設と人を増やせば解決します。現行の職員配置基準で行うことを強く求めます
◆答弁◆
質の低下にならないように工夫をしていく。




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