市議団だより−議会&市政の報告
【07.06.24】無料妊産婦健診が大きく前進 来年度から14回に拡大
妊婦健診は任意のため医療保険の適用対象外ですが、出産までの受診回数は平均14回にのぼり、費用は1回約5000円、血液検査を伴うと1万〜1万5000円程度かかります。出産世帯の負担軽減が求められています。
他市では無料回数の拡大がすすんでいましたが、これまで、豊田市では無料回数は2回のみでした。日本共産党は、大村市議が先の3月議会で「厚生労働省の通達では、14回程度を公費負担することが望ましい」としていることを示して、無料回数の拡大を求めていました。
また、平成18年12月議会に市民から提出された「妊婦健診費用と児童の医療費に補助を求める請願」に対して、大村市議だけが紹介議員になって採択のために奮闘しましたが、自民・公明・民主などの「オール与党」議員の反対で否決されていました。
日本共産党は、先の市議選で、子育て支援の公約の一つとして「14回までの妊産婦検診の拡大」をかかげて市民に訴え、大きく支持がよせられ、二議席に躍進しました。
それを見て、今6月議会では、自民クラブと公明党の議員が「あわてて」この問題を取り上げ、市も「来年度から14回に拡大したい」と答弁しました。
日本共産党の議席の躍進が、与党をも動かし、市民の願いの実現に力を発揮しました。