市議団だより−議会&市政の報告
【07.09.02】ヤッター!中学卒まで医療費無料に
市が来年4月からの実施を発表
豊田市当局は、27日、「子ども医療費助成制度」事業を新たに創設し、来年4月から(1)中学卒業までの入院、通院の医療費を無料にする(所得制限なし) (2)妊婦健診の無料回数を年14回とする…と発表しました。
日本共産党豊田市委員会と大村よしのり・根本みはる両市議は、市民の請願など市民運動とも協力し、子どもの医療費無料制度の拡充を繰り返し求めてきました。
4月の市議選で日本共産党は、最大の公約として「中学卒業までの医療費無料化」を掲げて奮闘。多くの有権者から共感の声が寄せられ、その力で24年ぶりに1議席から2議席に躍進しました。
日本共産党豊田市委員会の各支部では、地域の草の根活動で「子ども署名」を取り組みました。署名とともに「ぜひ、実現してほしい」という若いお母さんや、「私の子どもは大きいが、孫には間に合うように」とのおばあちゃんなど、たくさんの声が寄せられました。
署名の力でさらに世論が広がりました。
日本共産党市議団は、選挙後、初の定例市議会である6月議会で、公約実現をめざして、さっそく「中学卒業までの医療費無料化」を一般質問で取り上げました。
ところが、これまで、同内容を求める市民の請願にことごとく反対してきた他の党派の態度が、6月議会でがらっと変わりました。なんと、自民党、公明党の会派の議員が、同じように中学卒業までの医療費無料化と妊婦健診の14回までの無料回数拡大を質問でとりあげたのです。
日本共産党の市会議員が市民と力を合わせて一貫して市に求めてきた取り組みとともに、選挙での議席の拡大など、日本共産党の奮闘が大きく他党派を動かしました。その結果、今回の発表となりました。