市議団だより−豊田のまちから
【07.11.04】豊田労基署長に申し入れ〜トヨタや関連企業に指導を
日本共産党の八田ひろ子元参院議員、大村よしのり、根本みはる両豊田市議、トヨタ自動車党委員会は29日、豊田労働基準監督署を訪れ、申し入れを行いました。
申し入れでは、以下の3点について会社にたいして行政指導を行うことを求めました。(1)中越沖地震に関連したトヨタやトヨタ関連企業の休日の振替出勤に際しては、「振替手当」「休日出勤手当」を支給させること、(2)会社都合による休業にたいして、年次有給休暇の取得で対応することは、労基法上問題であり、是正すること、(3)会社による労働者の「私物検査」という「人権侵害」をやめさせること。
さらに、前回申し入れをおこなったトヨタ自動車本社でのサービス残業の是正、指導について聞き、労働時間管理があいまいになり、サービス残業になっている実態を指摘しました。
対応した三輪昇司署長は、トヨタ本社のサービス残業問題について、「問題点があれば、放置することはない。調査もするし、問題点があれば是正指導する」と述べました。
さらに有給休暇について「本人の意思に基づかない場合は、返還しなさい、ということになる」「有給休暇の取得は労働者の権利。本来労働者が取りたいときにとるのが法の趣旨。生産計画で有給休暇をとらせることは、その趣旨からはずれる」と述べました。