市議団だより−豊田のまちから

【07.11.04】保育キャラバンが懇談

 愛知保育団体連絡協議会と豊田市民が、市の保育課、次世代育成課との懇談を行い、日本共産党豊田市議団から根本みはる市会議員が同席しました。豊田市は来年度から、保育園・幼稚園の一体化で「こども園」に変えられることが9月議会で決まったばかりで、今は各保育園・幼稚園で保護者への説明会が行われています。この日も幼保一体化担当者から説明がありました。「豊田市はこれまでも、幼保一体化のための準備を行っており、3年かけて検討してきました」と説明し、豊田市「こども園」は、保護者負担を軽減することや保育士1人あたりの子どもの数を、幼稚園も保育園も一緒にすること、受け入れ学齢や保育時間のばらつきが園によってあるは今まで通りで変わらないとしています。参加した市民の方からは、「こども園になって保育時間も、負担のかけ方も幼稚園の方に合わせている。従来の保育園というのがどこにも見えなくなってしまった。また、3歳児を幼稚園でも受け入れて欲しいという保護者の声はパブリックコメントにも寄せられて、要望も多い。3歳児の受け入れをするには、施設整備が難しいから拡大は原則として行わないと市は言うが、ニーズに合わせて拡大して欲しい」と訴えがありました。次世代育成課から、放課後児童クラブの新設の考え方、待機児童の問題を聞きました。実施が遅れた旧町村でも、保護者と校長の要望書が出された場合に、開設するとしています。土曜開所についての質問に「拠点での実施を検討中である」ことや、4年生を対象にすることについては、「定員に“空き”がないところは受け入れていない」との回答でした。保護者アンケートでも半数の親が希望していることであり、施設や指導員の確保が急がれるます。

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