市議団だより−議会&市政の報告
【07.12.09】バス路線の拡充 公約実現で前進
第3回豊田市公共交通会議の報告から
十一月二十九日、豊田商工会議所で「第3回豊田市公共交通会議」が開催され、市当局から名鉄バス路線の廃止についての対応案が発表されました。
来年四月から名鉄バスが廃止されるのは、①保見団地線②藤岡線③豊田北市内線④九久平線⑤大沼線の五路線です。
市当局は、九久平線、大沼線は関係機関と現在調整中で住民の足は守る立場でいる。他の三路線は「とよたおいでんバス路線」を新設し対応する。(小原・豊田線も新設する)と発表しました。また、保見団地線は乙部ヶ丘までバス路線を延長することが決まりました。
この名鉄バス路線の廃止問題は、今年四月の市議選のなかでも「住民の足を奪わないでほしい」と強い要求が出されていました。日本共産党市議団はこの要求をとりあげ、九月市議会で大村よしのり議員が一般質問し「市の責任で基幹バスとして存続させる」ことを確認させていました。また、乙部ヶ丘など大規模団地へのバス路線の延長、移転する豊田厚生病院へのバスも提起しました。