市議団だより−議会&市政の報告

【07.12.16】12月議会 根本議員の一般質問 保育園給食問題など

  ◎「こども園」の不安をどう解消するか
・根本〜昨年十二月のパブリックコメントで「幼稚園での3歳児の預かり保育と、保育園での乳児の受け入れの拡大の希望が多かった。これを行う計画はあるか。
◆答弁◆
 従来の枠にとらわれず、地域の実情にあわせて受け入れの拡大を行う。

・根本〜宮口幼稚園が保育園にかわることで、「四歳児で入れる枠はなくなるのでは」という保護者の不安をどう解消するのか。
◆答弁◆
 従来どおり、第2、第3希望に入れるように調整する。

・根本〜来年、4月から保育園に変わるのに、あまりにも直前の説明会だったから、保護者を混乱させた。保護者への説明会の改善を求めます。
・根本〜市の保育園職員配置基準を4歳児二十五名から二十八名に低下させたが、1948年制定の「児童福祉施設最低基準」第四条は「児童福祉施設は…。最低基準を超えて設備を有し、又は運営している児童福祉施設においては、最低基準を理由として、その設備又は運営を低下させてはならない。」とある。このことをどう考えるか。
◆答弁◆
 低下させたとは考えていない。

◎保育園給食を自園方式でおこなうよう求める
・根本〜五つの学校給食センターから39園、民間委託業者から22園の保育園へ給食が搬入されている。給食センターは、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の第30条の規定で「教育機関」と位置づけられている。保育園は、教育機関ではなく保育施設です。豊田市学校給食センター条例にも保育園は対象としていない。これは違法である。どう認識しているか。
◆答弁◆
 国が「認定こども園」で外部からの搬入を認めている。 さらに国の「構造改革」トップで公立保育園への給食の外部搬入を認めている、引き続き、センターの給食を続ける。(「公立保育園では認められていない」ことを自ら明らかにする答弁でした。)

・根本〜児童福祉施設最低基準は、保育施設に調理室を備えなければならない。となっているそのため豊田市の全保育園には、調理室がある。民間の保育園でも自園調理給食をおこなっている。食育推進の点からも、センター方式でなく、自園調理で行うよう求める。
◆答弁◆
 乳児は、それぞれの園で対応しおこなっている。3〜5歳児は給食センターから搬入している。(明確な答弁はありませんでした。)

◎「こども園」の民間移管の中止を求める
・根本〜平成二十一年から三十年までに8園を民間移管する計画で進めるのか。
◆答弁◆
 これまでの民間移管の検証をおこなって、計画を進めていく。

・根本〜国の保育施策は、公立保育園の廃止し民営化を進め
保育を営利活動の場にしてもうけの対象とする方向である。市が公的責任を投げ捨てる施策でなく公的に保育を保障することが必要である。民間移管計画の中止を求める。
◆答弁◆
 民間移管の検証をおこなって新たな計画をすすめる。法人の検証もおこなっている。

・根本〜国の民営化推進に従って、どんどん民営化すると企業が営利目的で保育に入る危険がある。今後の民間移管計画の中止を求める。
◆答弁◆
 これまで民間企業に移管おこなっていない。これからも検証をおこなって進めていく。

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