市議団だより−議会&市政の報告
【08.03.02】3月議会 大村市議の一般質問 偽装請負をただす
市民課窓口の民間委託は偽装請負だった
続いて、大村市議は、市の臨時職員の処遇について質問しました。
(問)雇用期間の基準はどうなっているのか
(答弁)原則として6ヶ月
(問)実際の雇用期間は、長い人で、どのくらいになっているのか。
(答弁)3年以上の雇用になっている臨時職員が430人。
この答弁を受け、大村市議は、次のように提起しました。
長期間の雇用が続いているという事は、本来は、正規職員でその人員は確保すべきという事。経験ある臨時職員は、本人の希望がある場合には優先的に正規職員に登用すべきだ。
答弁では、地方公務員法で優先的な登用はできないというものでしたが、長期間雇用の臨時職員が一番多い職場は保育園・幼稚園ですから、正規職員としての採用は、その気になればすすめられるはずです。
◆偽装請負の事実を市が認める
続いて、市の関係する職場で偽装請負はないか、と追及しました。
答弁では、見直しを必要とする案件が77件あり是正の対応をした。そのうち、7件は、職員での対応などに是正すると答弁しました。
特に、大村市議は、9月議会で提起した市民課窓口業務の民間委託の是正を求めた件を再度追及しました。
答弁では、請負契約の民間労働者から市職員での対応に改めていくと答えました。
◆公契約条例の制定を求める
最後に、公の仕事を契約する企業には時給千円以上の確保や、所定労働時間・週40時間など、あるべき賃金や労働条件の確保を条例で義務付ける公契約条例の制定を提起しました。