市議団だより−議会&市政の報告

【09.09.14】予算決算特別委員会質疑・・介護保険特別会計・後期高齢者医療費などについて

今週から予算決算特別委員会、各常任委員会・分科会が行われます。14日は予算決算特別委員会質疑があり、根本みはる市議は、障がい者自立支援費、後期高齢者医療費、介護保険の給付費について質問。以下、質問内容の1部です。
○今の介護保険では、介護を要する人の認定の数が減らされ、さらに介護サービスを利用する時の利用料の改定によって、利用者負担が増えている問題があります。また、ホームヘルパーが低賃金の上、重労働で長く働けないという実態は、有効求人倍率の高さ、離職率の高さでも裏付けられています。このなかで、利用者は必要なサービスが受けられたのでしょうか。
予算決算委員会で根本市議がおこなった質問に対し、市は「事業所に勤務するホームヘルパーには研修や実地指導を行っており、サービス利用者の苦情、相談はなく、量質とも十分に確保されている」という認識を明らかにしました。

○また、サービス利用者が生活を営む支えとなるような介護が求められますが、その内容を決定するケアマネージャーの役割は大切です。ケアマネージャーが、利用者の声を良く聞いて、希望に応えられるようなケアプランを考えるためには、ケアプラン1件当たりにかけられる時間が必要です。根本市議は「ケアマネージャー1人がかかえる件数の変化」を質問し、市は「ケアマネジャーが作成するプランの1日40件という基準を下回っている」と述べつつ、20年度の作成件数は、19年度より1,482件増えていることが明らかになりました。
 

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