市議団だより−議会&市政の報告

【13.03.30】3月議会大村市議の一般質問…再生可能エネルギーの拡大を

 3月市議会の一般質問で、日本共産党の大村よしのり市議は、再生可能エネルギー導入の拡大を提起しました。
 大村市議は、昨年の6月市議会の一般質問で再生可能エネルギーの拡大について計画の策定を提起しました。それを受けて、市は「再生可能エネルギー導入指針」を策定し、「2030年目標」を設定して推進をすることになりました。
 大村市議は、太陽光、風力、小水力、バイオマスの各分野の2030年目標を実現するための具体的な施策を質問しました。
 答弁では、太陽光発電は、住宅用と共に、公共施設の屋根にも設置する。また、メガソーラーの誘致などもすすめたいと述べました。風力発電では、足助から下山地区で導入調査をしている。小水力発電では、事業化の可能性のあるものとして下山の羽布ダムを視野に入れている。木質バイオマスについては、事業化するうえで課題が多いが継続して検討し、課題解決に見通しがつけば、目標値も見直していきたいと答えました。
 再生可能エネルギーの中で、木質バイオマスは労働集約型の関連分野が一番多岐に広がっています。その意味で、木質バイオマスの分野が拡大されれば、一番雇用創出効果が大きいし、豊田市にも適合している分野であるのは間違いありません。大村市議は、拡大の数値目標を持って木質バイオマス分野を広げるべきだと強く求めました。
さらに、地域ごとにエネルギーを再生可能エネルギーで供給できるようになれば、大規模災害におけるライフラインの復旧も対応が早く行えるとして、エネルギーの地産地消が災害復旧という視点でも重要だと強調して、意見をのべました。  

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