市議団だより−議会&市政の報告
【13.12.21】豊田スタジアムの管理運営費-5億8400万円の持ち出し
豊田スタジアムの管理運営費
根本市議は、豊田スタジアムの管理運営をしている(株)豊田スタジアムについて質問し、平成24年度収支は、3000万円の黒字であった事を確認しました。一方、(株)豊田スタジアムに対して指定管理料として、豊田市が払ったのは、6億7700万円、市に歳入として入る使用料・広告料を差し引くと、市の「持ち出し分」は、5億8400万円にもなることが、質疑で明らかとなりました。
指定管理制度は、コスト削減や利益追求を進める民間事業者に公共施設の管理を委ねている制度です。豊田スタジアムの場合、黒字を計上しながら、巨額の税金をつぎ込んで維持している施設だということです。
先の9月議会で、大規模修繕費用を含んだ市の持ち出し分は9億円であった事を質問で確認しましたが、通常の管理運営費である指定管理料の範囲でも、これだけの多額の税金の持ち出しをしているのです。今後、豊田スタジアムの管理運営の方法を根本的に見直す必要があります。