市議団だより−豊田のまちから

【15.05.14】第15回平和リレ-に70名参加し成功

平和リレー実行委員会事務局長 冨田 好弘

  4月29日、豊田市平和委員会、新日本婦人の会、平和を願い戦争を記録する会、年金者組合が呼びかけ挙母地区とトヨタと戦争に関する「平和リレー講座」が行われました。中学生2人が教師と参加、92歳の高齢者も元気に参加されました。参加者の中には自ら作成した戦争体験の資料、平和の祈りを込めた折鶴を8000個自ら作成し訴える方などがあり、強い思いが伝わりました。
出発集会では主催者代表の新婦人の会宮島支部長が挨拶元豊田市助役の柴田清氏から激励の挨拶をいただきました。挙母神社では「挙母地域と戦争のかかわり」として少年期の戦時体験の証言、洞泉寺では学童疎開の様子などが紙芝居風に紹介されました。
トヨタ本社前ではパンプキン爆弾の着弾地点が見える場所でなぜ狙われたのかなどの説明があり、第一撃の明和町2丁目で着弾地点に全員が立って米軍の資料などで確認検証しました。豊南交流館ではあいち戦争展代表の倉橋正直さん、本村伸子衆議院議員の激励の挨拶を受け、トヨタ爆撃のねらいや当時のトヨタと日本軍の関係、長崎へ原爆投下した指揮官と部隊が攻撃したこと、その事実解明の経過など「記録する会」として私が報告し、近藤幹夫さん、細井武夫さん等から戦争体験が語られました。
最後はトヨタの半地下工場建設に朝鮮人が200名動員された事実を確認しました。
参加者の感想として「元気である限り参加する」「今後とも協力するので呼んで」「この運動は日本のために必要」などが寄せられました。
マスコミが注目し、NHK・CBC・毎日・中日など終日取材し、ニュース報道されました。

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