市議団だより−豊田のまちから

【15.05.14】祝 メーデー

5月1 日になぜやるの?

  メーデーの起源は1886年。アメリカの労働者・労働組合が「8時間は仕事のために、8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きな事のために」をスローガンにストライキを決行。シカゴを中心に38万人以上の労働者が参加し「8時間労働制」を実現しました。ところが資本家は、労働組合指導部をでっち上げ事件で投獄し、労働組合を孤立させ「8時間労働制」を破棄しました。それでも労働者は屈せず、1890年5月1日に再度ストライキを決行。これに世界の労働者が連帯して立ち上がったのがメーデーのはじまりです。
日本では、「8時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などの要求を掲げ1920年5月2日に東京・上野公園で初めて開催され1万人が参加。翌年からは5月1日に開催されるようになりました。           メーデーは、「万国の労働者・団結せよ」という世界的規模の連帯の日です。貧困・格差の解消を求める運動は日本だけでなく世界共通の課題となっています。賃金底上げ・社会保障拡充など最低生活保障の実現にむけて世界の労働者と連帯したたたかいを強めましょう。
◆西三河地区で集会・パレード
5月1日、第86回安城地区メーデーが、安城市内で行われ、市職労、労組、年金者組合、日本共産党西三河議員団、豊田・みよし市議団が参加しました。今年のメーデースローガン「働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!」を採択。集会後、おのおのがプラカード、のぼり旗を掲げて、商店街をパレードしました。

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