市議団だより−議会&市政の報告
【15.12.17】市長の海外出張 近年、飛びぬけた多さ
4年間で9回も
日本共産党豊田市議団は、予算を検討する過程で、「市長の海外出張が多いのではないか」という市民の声を聞き、調べてみました。市当局が提出した調査結果の要旨をまとめてみました。
太田市長になってからの4年間で9回、のべ11か国の海外出張に出かけています。海外の友好都市との交流や国連の会議など、それなりの出張目的は示されていますが、4年間で9回もの海外出張という回数は、近年の豊田市長の中でも飛びぬけています。
旅費規程から言って、市長の航空運賃はビジネスクラスとなっていますので、ずいぶん高くなっています。ラグビーWカップ関係の視察経費が、9月市議会に補正予算として提出された際に、大村市議が質問すると、市長の場合は一人当たり220万円だが、観光事業の参考にするために現地視察する担当職員は、一人当たり80万円となっていました。大村市議が、一人当たりの旅費がこんなに大きく違うのはなぜかと質問すると、「ビジネスクラス」による違いが大きいと答えました。
市長の海外出張の在り方は、市民目線で検証してみる事が必要ではないでしょうか。