市議団だより−豊田のまちから
【16.07.14】「義務教育学校」で統廃合すすむ?
6月議会議案 討論・報告
学童保育指導員は、保育士や教員の資格を採用資格としていましたが、新たに「義務教育学校」の教員を追加する条例改定が提案され、日本共産党市議団は、反対しました。「義務教育学校」というのは、文科省が小中一貫教育を推進するために制度化したものです。すでに小中一貫校となった東京都品川区の大規模校では、自殺が相次いだり、指導、教職員の連携で問題が多く指摘されています。また、市町村合併した浜松市では、小中学校の統廃合を促進する方策としてもすすめられています。
「義務教育学校」を条例に加えるということが、小中一貫校を誘導する契機となる問題点を指摘して、反対しました。