市議団だより−議会&市政の報告
【16.09.22】愛環の駅にエレベーターを
公共交通のバリアフリー化すすめよ
9月市議会の質問で大村市議が、愛知環状鉄道の駅のエレベーター設置の考えをただしました。
愛知環状鉄道の駅は、ほとんどが「橋上駅」で、長い階段を登らないとたどり着けない駅がほとんどです。「エレベーターを設置して欲しい」という切実な要望が市民から多く寄せられています。
これまで、市当局は、「一日の乗降客数が3000人を超える駅でエレベーターの設置について検討していく」と答えてきました。
瀬戸市では、3000人未満でもエレベーターの設置を検討しています(山口駅)。
また、豊田市内の駅でも、新設駅では貝津駅が908人、愛環梅坪駅が1739人の乗降客数でもエレベーターが設置されています。市は、「3000人」を杓子定規に唱えるのでなく、公共交通の利便性を向上させるという市民サービスを高める観点で整備をすすめるべきではないでしょうか。
ちなみに、エレベーター未設置の主な駅の一日の乗降客数は次のとおりです。◆三河上郷(1725人)◆末野原(2180人) ◆新上挙母(1268人) ◆四郷(1242人) ◆保見(1234人) ※平成26年度の人数