市議団だより−議会&市政の報告

【16.12.22】根本みはる市議の一般質問

学習支援・子ども食堂・児童虐待への対策

 こどもの貧困は、生活の大変さから学習する機会を十分に得られず、それが将来の格差につながり、新たな貧困を生み出す要因として、大きな社会問題となっています。根本市議は、子どもの貧困対策・支援の充実を提案しました。
◆スクールソーシャルワーカーの増員・常勤配置を
 保護者や教職員から受けている相談件数や訪問も増えている中、継続性・専門性が必要な「スクールソーシャルワーカー」を中学校に常勤配置して、子どもや家庭への支援の充実を求めました。
◆学習支援事業は、来年1月から拡大
 今年度から、青少年センター1か所でおこなっている子どもの学習支援事業を、来年1月に1か所増やし、以降さらに拡大の方向であることが、根本市議の質問からあきらかになりました。待っている子どもたちに支援が届くように、早期の増設が求められます。
◆子ども食堂の開設への支援は必要
 家庭の経済的困難、様々な事情を抱えている子どもたちこそ、暖かい雰囲気の食事の場が必要です。子どもの居場所ともなる「子ども食堂」は、「みんなで食べると楽しい。」と各地で広がっています。「子ども食堂」を始めたい方に場所の確保、情報の提供など、市としての支援を今後の課題とすべきです。
◆とよた子どもの権利相談室を活かして
 子どもの権利を保障し、社会全体で子どもの育ちを支 え合う仕組みを定めることにより、子どもが幸せに暮らすことのできるまちを実現することを目的として「子ども条例」を定め、これにより
設置された「とよた子どもの権利相談室]を広く知らせ活かすことや、子育て世代包括支援センターの充実、里親など養育活動の支援拡大で、切れ目ない支援が必要との認識が示されました。

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