12月議会 根本市議が一般質問 放課後児童クラブ

12月議会 根本市議が一般質問 放課後児童クラブ

 根本みはる市議が12月5日、12月市議会で一般質問を行いました。
 放課後児童クラブについて聞いた概要をお伝えします。
 なお、根本市議の一般質問は、こちらの豊田市議会サイトで動画を公開しています。

学童保育66クラブのうち64が民間委託

 市では、平成31年度までに放課後児童クラブの運営を直営から民間に委託する計画を進めています。
 来年度のあらたな委託事業者が決定されましたが、これ
により来年度から、(株)トライグループ、ホーメックス(株)、学校法人大和学園、社会福祉法人大和社会福祉事業振興会、朝日丘コミュニティクラブ、浄水北小学校学校支援地域本部に合計64クラブが委託となり、直営は2クラブのみとなると答弁がされました。
 民間委託の大きな目的に支援員の確保がありましたが、民間委託になっても支援員が足らないクラブの中には自分たちで探すという現場の状況があります。
 根本議員は支援員の確保・質の向上を図り、安定性・継続性・専門性の確保の点から、子どもの生活の場を保障する放課後児童クラブとして、民間委託の検証をおこない、民間企業にゆだねる方向は見直し、直営に戻すよう求
めました。
 また、子どもの生活の場に必要なトイレ、手洗い場、具合の悪い時の休息スペースなどでは、施設の状況により不便な実態があり、その確保については放課後児童クラブは市がおこなう事業であることから、基準に基づいて必要な協議をすることが答弁されました。