学校の教室にエアコンを設置するための補正予算が9月市議会に提出されました。
小中学校の教室へのエアコン設置の計画は、当初予定では次のようになっていました。
中学校については平成30年度に全28校の設計を行い31年度中に設置する。小学校については、設計を31年度に38校、32年度で37校行い、設置は32年度、33年度で全教室を完了させる計画でした。
しかし、熱射病による小学校児童の死亡事故を受けて、市は緊急に対応を検討し、小学校への設置計画を大幅に前倒しして、来年の6月末を設置目標とする措置をとるために補正予算を提出しました。(上記図を参照)
ちなみに、中学校は当初の予定どおり、来年度中の設置計画で変わりはありません。
日本共産党豊田市議団は、事故のあった3日後の7月20日、豊田市教育委員会あてに今回の事故に関する申し入れを直ちに行いました。その中で、教室へのエアコン設置を前倒しで行うように強く求め、「二度とあってはならない事故。子どもたちが安心して通える教育環境へ緊急の手立てをとってほしい」と要請していました。(詳しくは豊田民報7月29日付をご覧ください)
9月市議会の一般質問では、大村よしのり市議が、教育現場で子どもの命を守る抜本対策を提起します。