基幹バス・地域バスの平成30年度の利用状況が公表されました。基幹バス12路線の総利用者数は、255万6,698人で、前年度比97,603人(+4・0%)の増加となりました。
おいでんバス利用者は平成20年度の2・1倍に
公表を開始した平成20年度の実績(120万2,347人)と比較して約2・1倍に増加しました。1日あたりの平均利用者数は7,005人。利用者の多い基幹バスは「土橋・豊田東環状線」「保見・豊田線」でした。平成30年度は、名鉄バスの東山住宅線、九久平線が9月末で廃止されましたが、10月にはおいでんバスで代替路線の運行が始まったことも利用者増に影響しています。
地域バス14地域の総利用者数は、26万5,155人で、前年度比10,342人の減少(-3・8%)となりました。公表を開始した平成20年度の実績(22万9,947人)と比較して約1・1倍に増加しました。利用者の多い地域バスは、「高岡地域バス(ふれあいバス)」「藤岡地域バス(ふじバス)」「松平地域バス(松平ともえ号)」でした。
日本共産党市議団が公共バス拡充を長年提案
日本共産党市議団が公共バスについて市議会で提案したのは、今から20年も前でしたが、それを契機に生活交通として位置付けられ、中心市街地玄関口バスがスタートしました。その後も、公共交通の拡充を市議会で取り上げ続けてきました。今後、利用しやすいバス路線の拡充や、バス利用の促進として乗車補助制度などが求められます。
平成30年度 | 前年度比 | |
基幹バス12路線の総利用者数 | 255万6,698人 | 97,603人増 |
地域バス14路線の総利用者数 | 26万5,155人 | 10,342人減 |