東日本大震災と福島の原発事故から9年目の3月11日。
豊田市役所近くで、原発ゼロと再稼働反対を求めるリレートークとパレードが行われ、根本みはる市会議員と本多のぶひろ党市委員会事務局長も参加しました。
主催は、さよなら原発豊田市民行動連絡会。
中部電力あての要請書も豊田営業所に提出し(以下に全文を転載)、パレードの後は大震災と原発事故犠牲者への黙とうを行い被災者に思いを馳せました。
(以下は転載)
中部電力豊田営業所気付 中部電力株式会社 御中
福島第一原発事故から9年目にあたっての要請書
電力確保と再生エネルギー開発のためのご苦労に敬意を表します。
「さよなら原発豊田市民行動連絡会」は、今日まで原発ゼロ、再稼働反対、再生エネルギー活用を目標に、パレード、スタンディング行動を月2回継続してきました。
東京電力福島第一原発の事故から9年、いまだに事故の収束も原因の究明もできていません。帰宅困難地域の解除や被害者への賠償打ち切りの推進で事故が終わったかのような雰囲気が作られようとしていますが、汚染水は日々貯まり続け処理方法も議論百出の状況です。今こそ原発事故の特殊性に改めて留意する必要があります。
私たちは貴社が太陽光発電を広げ、さらに2年前から水素発電の導入に向けての調査研究に着手されていることに注目しています。しかし一方で、すでに完成した防潮壁を含めて4千億円と報じられている浜岡原発の再稼働を進めようとしていることは極めて残念です。
以上のような状況に立って、福島での事故から9年目の本日、貴社に次の2点を要請するものです。
1.静岡県浜岡原発の再稼働計画を中止し、廃炉を決断し、原発ゼロへの道へ踏み出すこと。
2.引き続き太陽光、風力などを含めて再生可能エネルギー活用の調査・研究を推進すること。
2020年3月11日
さよなら原発豊田市民行動連絡会(代表 小栗利郎)