3・11から8年 原発ゼロを中電に要請

3・11から8年 原発ゼロを中電に要請

本多のぶひろ市議選予定候補も参加(写真の中央)

 東日本大震災から8年目の3月11日、豊田市内で原発ゼロを求める行動が行われました。さよなら原発豊田市民行動連絡会の主催で25名ほどが参加。

 豊田市役所前から中部電力豊田営業所までパレード(デモ行進)を行い、中部電力株式会社あての要請書(下に全文)を手渡しました。応対された担当者は、必ず本社に伝えますと約束しました。

 同連絡会は毎月2回、原発ゼロと再稼働反対を訴える金曜日行動を市駅前で続けています。第2と第4の金曜日午後6時からが定例で、3月は8日と22日に行われます。首都圏反原発連合が毎週金曜日に首相官邸前で抗議行動を続けているので、豊田市内でも連帯しておこなっています。

 

中部電力豊田営業所気付 中部電力株式会社 御中

東京電力福島第一原発事故から8年目にあたっての

要 請 書

 日頃から電力確保のためのご苦労、ご尽力に敬意を表します。

 「さよなら原発豐田市民行動連絡会」は、福島原発事故の約1年後から、原発ゼロ、再稼働反対、再生エネルギーの活用を主張し、それを市民と共有するためにパレードやスタンディング行動を、酷暑の日も、厳寒の日も含めて継続してきました。それは中部電力豊田営業所前の姿で周知のことと存じます。原発事故の恐ろしさ、悲惨さは貴社も十分認識されていることです。

 福島の被災者のくらしと生業(なりわい)の困難さ、見通しも立たない現実を直視すべきだと私たちは考えます。33年前のロシア(旧ソ連)チェルノブイリ原発事故後の現状が困難さを立証しています。さらに30年以内の東南海大地震の可能性も指摘されています。

 福島での事故から8年目の本日、貴社に次の3点を要請するものです。

 1、静岡県浜岡原発の再稼働計画を中止し、廃炉を決断すること。

 1、「中部電力原発ゼロ宣言」を発すること。

 1、再生可能エネルギー活用の研究・開発を関係住民との合意を尊重しつつ推進すること。

2019年3月11日 さよなら原発豊田市民行動連絡会(代表 小栗利郎)